アロマは猫にも安全で大丈夫?危険な影響のないアロマや代わりの物はある?

アロマは猫にも安全で大丈夫?危険な影響のないアロマや代わりの物はある?

アロマオイルは猫を飼っていても安全なのでしょうか?
命に関わるような死ぬ危険性はありますか?

この記事の内容
  • アロマは猫にも安全なのか?
  • アロマが猫に危険な理由
  • 猫にも大丈夫な悪影響のないアロマは

アロマ加湿器やアロマディフューザーを使っている人が近年増えていますが、猫にとって安全とは言えないので部屋に猫がいる場合は注意が必要です。

猫にとってのアロマの危険性を説明するので、アロマを使っている方や猫を飼っている方はぜひチェックしてくださいね!

猫を飼っている場合のアロマの使い方や、アロマの代わりになる芳香剤なども紹介します。

もくじ

アロマは猫に危険で死ぬ恐れも!危険な5つの理由

アロマは猫に危険で死ぬ恐れも!危険な5つの理由

猫がいる部屋でアロマを使うことは安全ではなく危険です!

猫に悪影響を与えるため、猫がいる部屋でアロマを使うのはできるならやめておきましょう。

アロマが猫に危険な理由は以下5つです。

  1. アロマオイル(精油)の影響で猫が死亡した例や体調を崩した実例がある
  2. 猫は解毒の働きをする肝機能が弱い
  3. 皮膚が薄いため吸収されやすい
  4. 猫に良くない成分が多い
  5. アロマは濃縮物だからより危険

それぞれについて詳しく説明していきますね!

①:精油は少量でも危険!死亡や中毒症状を起こすことも

猫にとってアロマオイルはとても危険です。

猫が誤って舐めてしまった場合だけでなく、皮膚にアロマが垂れて皮膚から吸収したりで以下のような症状を起こした実例があります。

  • 死亡
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 元気がない
  • 食欲減退
  • 炎症、かゆみ
  • 神経に異常な症状

猫にアロマは安全なものではないので、猫を飼っている人は注意が必要です。

すでに猫のいる部屋でアロマを使ってしまっている場合は一旦ストップです!

②:解毒の働きをする肝機能が人間より劣っている

肝臓は体にとって有害な物質を無害なものに変化させる解毒の働きをする臓器です。

ですが、猫の肝臓の機能は人間とは同じではなく、犬など他の動物よりも劣っています。

猫の肝臓には解毒の働きをする「グルクロン酸抱合」がありません。

なぜなら、猫は生きていくために植物を必要としない完全肉食動物であるため、植物由来の成分を消化したり分解する機能が必要ないからです。

猫以外でも肉食動物は精油・アロマオイルの成分を分解できないため、ペットとして飼われるフェレットでも中毒例が報告されています。

③:皮膚が薄いため吸収されやすい

猫の皮膚は薄いため、アロマが吸収されやすいことが危険につながっています。

猫の表皮は人間の半分以下と言われているため影響を受けやすいんです。

呼吸や直接舐める以外に皮膚から体内に吸収してしまうため、猫のいる環境下でのアロマの使用は危険なのです。

④:猫に良くない成分が多い

猫は色々な成分に過敏に反応するため、多くのアロマオイルが猫にとってよくありません。

たとえば以下のような成分に猫は過敏に反応します。

  • モノテルペン炭化水素類
    柑橘類のレモン・オレンジ・グレープフルーツ・ベルガモットパインなどに含まれる
  • フェノール類
    香りの成分で、オレガノ、クローブ、シナモン、タイム、バジルなどに多く含まれている
  • ケトン類
    香りの成分で、ローズマリー、セージ、スペアミント、ペパーミントキャラウェイなどに多く含まれている
  • ピネン類
    マツ、ヒノキ、スギなど多くの針葉樹やユーカリ、パインに含まれる

みかんなどの柑橘類は嫌がりますし、スパイスハーブ系は猫にとっては毒になってしまいます。

上記以外の成分なら安全というわけではありません。

人間にとって無害であっても、猫にとっては毒性があってNGな成分が多いんです。

ユリ科の植物も猫には危険です!
何が安全で何が危険なのか把握して利用するのは大変ですよね。危ないものが多いのでリスクが高いです。

⑤:アロマは濃縮物だからより危険

猫には色々な植物成分が危険ですが、アロマは植物の成分を濃縮したものなのでとりわけ危険度は高いです。

植物成分を分解できない猫にとっては、濃縮されたアロマは少量でも中毒を起こしやすくなっています。

また、そのときは症状が分からなくても毒性が蓄積している可能性も十分あり、ある日突然症状としてあらわれる場合もあります。


猫にも安全で大丈夫なアロマはある?

猫にも安全で大丈夫なアロマはある?

猫に安全だと言い切れるアロマはありません。

どのアロマ(精油)がどれくらい危険なのか、はっきりとした検証結果が出ていないため、どんなアロマでも猫にはリスクがあります。

ラベンダーなら大丈夫という方もいますが、問題がないと言われている成分でも、長期的な目で見たときに中毒症状の原因になっている可能性はあります。

猫を飼っていてもアロマを使いたい場合は、以下の点を守って利用してください。

  • 猫に触れないように厳重に管理する
  • 水で薄めるタイプのディフューザーを使う
  • 自分の体にアロマ成分が入ったクリームなどを塗らない
  • 猫のいない部屋で利用する
  • バスタイムだけアロマを楽しむ
  • 換気をする

以下の行為は絶対やってはいけません!

  • アロマ(精油)を皮膚にたらさない
  • アロマ(精油)を舐めさせない

お風呂にアロマを入れている人は注意!
猫はお風呂の水を触ったり舐めたりするので、バスルームに猫が入らないようにしてくださいね!

また、アロマディフューザーを使う場合は、水で薄めてミスト状に気化するものを選びましょう。

実際、アロマを焚いて中毒症状を起こしたとする信頼できる報告例はないようですが、『解毒する機能を持っていない猫の体に蓄積する可能性は十分ある』と指摘する獣医師もいます。

アロマディフューザーであっても、利用するアロマオイルは自然界に存在する成分の何倍もの濃縮物です。

オイルをそのまま温めるタイプのディフューザーだと、気化したものでも濃度が濃いので良くない影響を与えかねません。

猫にとって安全で大丈夫だと言い切れるアロマはないので、利用者が猫を思いやって使ってくださいね!

定期的に健康診断を受けて、自宅でアロマを焚いていることを伝え、体調や肝臓をチェックしてもらうとなお良いですね。

アロマの代わりになる猫にも安全なものは?

アロマ(精油)の代わりになるものを探しているのであれば、『フローラルウォーター』を使用するといいでしょう。

フローラルウォーターは、別名ハイドロゾールとも呼ばれます。

フローラルウォーターとは、エッセンシャルオイルを抽出する時に下に落ちる蒸留水のことを言います。

化粧水や乳液にも使われていて、フローラルウォーターを元に自作の化粧水を作る方もいます。

成分はほぼ水ですが、エッセンシャルオイルが微量に含まれているので、香りは弱くなるけど安心して楽しみたいという方におすすめです。

ハイドロゾールはエッセンシャルオイル(精油)を生産する際に得られる副産物です。その成分のほとんどは単なる水(蒸留水)です。水以外には微量の水溶性の芳香成分が含まれています。生産時に蒸留水と分離しきれなかったエッセンシャルオイル(精油)が微量残っている場合もありますが、ほんの僅かで無視してよい含有量です。

引用下:猫に対するエッセンシャルオイル(精油・アロマオイル)の危険性

使い方は、水で薄めるアロマディフューザーと同じです!
少量から試して猫に体調変化がないか観察してくださいね!
なるべく猫がいないない部屋で使う方がいいですよ。


まとめ:猫に安全と言い切れるアロマは存在しない

まとめ:猫に安全と言い切れるアロマは存在しない

アロマは猫にも安全で大丈夫なのか、危険な影響のないアロマはあるのか説明してきました。

まとめ
  • 猫は植物成分を体内で分解できないのでアロマは危険
  • 舐める、肌に触れるは厳重注意。入浴剤やボディクリームにも注意
  • アロマを楽しみたい場合は、猫のいない部屋で使ったり換気をすること
  • アロマディフューザーは、水で薄めるタイプのものがおすすめで、エッセンシャルオイルよりフローラルウォーターを使うとなお良い

猫が嫌がるアロマや、猫にとって毒性のある成分はある程度判明していますが、検証結果が出ていない成分であっても安全とは言い切れません。

猫は人間のように声をあげることができないので、利用者が猫を気遣ってアロマを使うようにしましょう!

アロマディフューザーは以下のような気化するタイプがおすすめです。

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