冬季北京オリンピックとパラリンピックのロゴマークの意味はなんですか?
- 北京オリンピック2022のエンブレムの意味
- 北京パラリンピック2022のエンブレムの意味
- ロゴマークのデザイナーについて
冬季北京オリンピックのロゴマークのデザインの意味について解説しますね!
北京オリンピック2022のロゴマークの意味
まず、このエンブレムは「冬」という漢字をベースにデザインされました。
この冬をモチーフにしたロゴは、「上・真ん中・下」の3つに分けられそれぞれに意味があります。
上の部分が「アイススケーター」を、下の部分が「スキーヤー」を表しています。
下の写真を見るとわかりやすいのですが、『スピードスケート選手に赤のイラスト』、『スキージャンプしている選手の写真に水色のイラスト』が描かれていますね。
そして両者の間に流れるように入ってる真ん中の曲線は、「中国のなだらかな山々、スキーコース、スケートリンク」などを象徴しているそうです。
これらも上の写真のイメージ画像を見るとわかりやすいですね。
ボブスレーのコースもおそらくロゴの真ん中の曲線イメージでしょう。
山やコースの曲線、雪の上を滑っている光景を曲線で表現しているんですね。
また、カラーについては青は「夢、未来、氷や雪の純粋さ」を表し、中国の国旗の色である赤と黄色は「情熱、若さ、活力」を表しています。
北京パラリンピック2022のロゴマークの意味
パラリンピックのエンブレムテーマは「飛躍」です。
「飛」の字をベースにデザインされました。
車いすのアスリートがゴールラインや勝利に向かって勢いよく進んでいる様子をイメージしているそうです。
言われてみると「飛」という漢字を想像できますし、躍動感がありますね!
ロゴマークのデザイナーは誰?
冬季北京オリンピック2022のエンブレムは、中国の女性デザイナーリン・クンツェンさんによってデザインされました。
下の動画にはリン・クンツェンさんが登場しており、どのようにしてエンブレムをデザインしたのかを説明しています。
再生するとちょうどロゴマークの説明部分から始まるようにしてあるので、さくっと見てみてくださいね。
リン・クンツェンさんは女性で北京とドイツの2つの芸術大学を卒業している、学歴も経歴もすごい人です。
詳しいプロフィールは、リン・クンツェンさんはどんなデザイナーか?プロフィールを紹介!の記事にまとめてあるので、よかったら読んでみてくださいね。
【まとめ】北京オリンピック2022のエンブレムの意味
2022年に開催される冬季北京オリンピックとパラリンピックのエンブレムの意味について紹介してきました。
中国らしく漢字がベースにあるのが面白かったですね。
「冬」と「飛」がうまくモダンなロゴマークにデザインされています。
スキーヤーやスケート選手をモチーフにしたり、スキーコースやアイスリンク、中国の山々などの曲線が取り入れられていることがわかりました。
北京オリンピックについては以下の記事もよかったらチェックしてみてくださいね。