
冬季北京オリンピックに追加された新しい競技は何ですか?
廃止競技も分かる種目一覧が見たいです。
今回は、冬季北京オリンピック2022の競技種目について紹介します!
新種目は7つで、種目数は前回大会の102から109種目になりました。廃止競技はありません!
- 北京オリンピック2022の新種目
- 競技種目の一覧



新しい種目を知って冬季北京オリンピックを楽しみましょう!
109種目を競技一覧でも紹介しますよ。
北京オリンピック2022の新種目7つ
冬季北京オリンピック2022で、前回大会(2018年平昌オリンピック)から新たに追加された7つの種目は以下です。
- ノルディックスキーのジャンプ混合団体
- フリースタイルスキーのビッグエア男子
- フリースタイルスキーのビッグエア女子
- フリースタイルスキーのエアリアル混合団体
- スピードスケート・ショートトラック混合リレー
- スノーボードクロス混合団体
- ボブスレー女子1人乗り(モノボブ)
7つの種目が増えましたが、もともとの競技に混合団体が加わったものが半分ほどあります。
種目が増えれば、オリンピックに参加できるチャンスも増えます。
1つずつ簡単に説明していきますね!
①:ノルディクスキーのジャンプ混合団体
ノルディックスキーのジャンプは、つま先だけをスキー板に固定し、遠くへジャンプする競技です。
“いかに遠くへ、美しく飛べるか” を競います。
1998年長野オリンピックで、日本男子団体が逆転優勝したノルディックスキージャンプ。
女子が参加できるようになったのはわずか数年前なんですよ。
- 2014年:ソチオリンピックでノルディックスキー女子個人がオリンピックに採用
- 2019年:ノルディック世界選手権で女子団体が追加
- 2022年:北京冬季オリンピックで混合団体がオリンピックに採用
勢いのある小林陵侑や、世界有数の実績を持つ高梨沙羅のダブルエースが日本チームにいます。
日本がメダルを取る可能性が高い新種目です!
②③:フリースタイルスキーのビッグエア男子&女子
北京オリンピック2022では、フリースタイルスキー競技は13種目あり、そのうちの2種目がビッグエア男子と女子です。
フリースタイルスキーはこれまでは以下の10種目でした。
- 男女エアリアル
- 男女モーグル
- 男女スキークロス
- 男女ハーフパイプ
- 男女スロープスタイル
次に紹介する「エアリアル混合団体」を入れて、フリースタイルスキーが13種目になります。
新種目として加わる「ビッグエア」とは、エクストリームスポーツの1つです。
スキージャンプのような急な斜面を滑り降りて、空中に飛び出しエア(技)を競います。
ビッグエアの魅力は、スキー板2本をクロスさせたり、様々なグラブをしたりできる自由度の高さで、回転技はとても派手で盛り上がります!
④:フリースタイルスキーのエアリアル混合団体
フリースタイルスキー競技でもう1つ追加される種目が、エアリアル混合団体です。
エアリアルは、スキージャンプのジャンプ台を小さくしたようなコースの踏み切り位置に、キッカーと呼ばれる人工のジャンプ台から飛び出し空中演技を行う競技です。
新種目の混合団体は、1チーム3人のスキーヤーで構成され、男2女1 or 男1女2のどちらかを自由に選択できます。
⑤:スピードスケート・ショートトラック混合リレー
1チーム男女2名ずつの4人で行うスピードスケートのリレーです。
距離は2000mで、リンクの1周は111.12mのため1試合で18周します。
目まぐるしく順位が入れ替わったり、コースの奪い合いで選手同士が接触するなど、とてもスリリングな競技です!
⑥:スノーボードクロス混合団体
スノーボードクロスとは、スノーボードで行う障害物競争です。
さまざまな障害物がある1キロほどのコースを4〜6名で一斉にスタートし、最初にゴールした人が勝者になります。
タイムを競うのではなく、その時のレースで早ければ勝ちというわかりやすいルールです。
ミスや接触、転倒も起こるので、駆け引きも大事になってきます。
混合団体は、男子1名と女子1名の2名1チームです。
1人目のチームメンバーがゴールした順に、2人目のスタートゲートが解放されます。
下の動画は混合団体ではなく男子個人ですが参考にどうぞ!
また、北京オリンピックスノーボードの男女注目選手をまとめた記事も良かったらチェックしてみてくださいね。
人気種目は、『ハーフパイプ』『ビッグエア』『スロープスタイル』です。
⑦:ボブスレー女子1人乗り(モノボブ)
2002年のソルトレークオリンピッックの時に、ボブスレーの女子2人乗りが採用されました。
ソリの開発にはフェラーリやBMWなどの車のメーカーが参入しており、「氷上のF1」と呼ばれることもあります。
最高速度は時速130kmに到達することも!
コーナーリングとハンドルコントロールでいかにスピードを落とさず走り続けるかが大切です!
オリンピックのボブスレー競技では、スイスが最多の31個のメダルを獲得しているのですが、金メダルの数ではドイツが最多の13個(総メダル数25個)です。
女子1人のモノボブでは、ニューカマーのチャンスがあるかもですね!
北京オリンピック2022の競技種目一覧
冬季北京オリンピックでは7種のスポーツで15競技109種目が実施されます。
15競技とその内訳の種目を一覧で紹介しますね。
【アルペンスキー】 ・男子ダウンヒル ・女子ダウンヒル ・男子回転 ・女子回転 ・男子大回転 ・女子大回転 ・男子スーパー大回転 ・女子スーパー大回転 ・男子複合 ・女子複合 ・混合団体 | 【フリースタイルスキー】 ・男子モーグル ・女子モーグル ・男子ビッグエア ・女子ビッグエア ・男子スロープスタイル ・女子スロープスタイル ・男子エアリアル ・女子エアリアル ・混合エアリアル ・男子ハーフパイプ ・女子ハーフパイプ ・男子スキークロス ・女子スキークロス | 【クロスカントリースキー】 ・クラシカル男子 ・クラシカル女子 ・スキーアスロン男子 ・スキーアスロン女子 ・フリースタイル男子 ・フリースタイル女子 ・リレー男子 ・リレー女子 ・個人スプリント男子 ・個人スプリント女子 ・団体スプリント男子 ・団体スプリント女子 |
【ノルディック複合】 ・男子個人ノーマルヒル ・男子個人ラージヒル ・男子団体 | 【スキージャンプ】 ・男子ラージヒル個人 ・男子ノーマルヒル個人 ・男子ラージヒル団体 ・女子ノーマルヒル個人 ・混合ノーマルヒル団体 | 【スノーボード】 ・男子ハーフパイプ ・男子パラレル回転 ・男子スノーボードクロス ・男子スロープスタイル ・男子ビッグエア ・女子ハーフパイプ ・女子パラレル大回転 ・女子スノーボードクロス ・女子スロープスタイル ・女子ビッグエア ・混合スノーボードクロス団体 |
【フィギュアスケート】 ・男子シングル ・女子シングル ・ペア ・アイスダンス ・団体戦 | 【ショートトラックスピードスケート】 ・男子500m ・男子1000m ・男子1500m ・男子5000mリレー ・女子500m ・女子1000m ・女子1500m ・女子3000mリレー ・混合2000mリレー | 【スピードスケート】 ・男子500m ・男子1000m ・男子1500m ・男子5000m ・男子10000m ・男子マススタート ・男子チームパシュート ・女子500m ・女子1000m ・女子1500m ・女子3000m ・女子5000m ・女子マススタート ・女子チームパシュート |
【ボブスレー】 ・男子4人乗り ・男子2人乗り ・女子2人乗り ・女子1人乗り | 【スケルトン】 ・男子 ・女子 | 【リュージュ】 ・男子1人乗り ・女子1人乗り ・2人乗り ・チームリレー |
【アイスホッケー】 ・アイスホッケー男子 ・アイスホッケー女子 | 【カーリング】 ・カーリング男子 ・カーリング女子 ・カーリング混合ダブルス | 【バイアスロン】 ・男子20km個人 ・男子4×7.5kmリレー ・男子10kmスプリント ・男子12.5km複合 ・男子15kmマススタート ・女子15km個人 ・女子4×6kmリレー ・女子7.5kmスプリント ・女子10km複合 ・女子12.5kmマススタート ・男女混合リレー |
【まとめ】北京オリンピックの新しい種目と競技一覧
冬季北京オリンピック2022の新種目と15競技109種目を一覧で紹介してきました。
7つの新種目を増やした理由は、参加選手の幅や参加形態を広げたり、女性の参加できる競技数を増やすことが目的です。
そのため追加種目には男女混合という種目が多く見受けられます。
- ノルディックスキーのジャンプ混合団体
- フリースタイルスキーのビッグエア男子
- フリースタイルスキーのビッグエア女子
- フリースタイルスキーのエアリアル混合団体
- スピードスケート・ショートトラック混合リレー
- スノーボードクロス混合団体
- ボブスレー女子1人乗り(モノボブ)
また、北京オリンピックに関する記事は他にもあります。

